泣いて笑って夢見る明日

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こんな時こそ大声で笑おう!~舞台「トムとディックとハリー」のススメ

最近大声で笑ってますか?

不穏なニュース、悲しい現実ばかり目にしてませんか?

そんな今だからこそオススメしたい舞台があります。その名も「トムとディックとハリー」。今年の7月11日から8月5日まで東京と大阪で上演され、無事全ての公演を完走したこの作品。開催前から大千秋楽までいつ感染者が出るか、いつ状況が変わるか、毎日ハラハラしながら演者、スタッフ、観客が最大限の努力をしながら開催されました。しかし、遠方でどうしても移動できない人や、仕事や学校の状況を鑑みた人、体調を考え大事をとった人など「見たいのに見れない!」人がたくさんいたのも事実です。

そこで!なんと!主催さんが今回の公演を「配信」してくれることになりました!!ありがとう!本当にありがとうございます!

この「トムとディックとハリー」は深刻ないまの世の中だからこそ、フッと力を抜いて当たり前の日常に笑ったり、慌てたり、悲しんだり、 幸せを感じる、そんな時間を過ごせる舞台です。

このブログでは大きなネタバレをしない程度に「トムとディックとハリー」の魅力をお伝えしていきます。

 

概要

イギリスが生んだ笑劇(ファルス)王、レイ・クーニー。
「Run for your wife」「It runs in the family」など、日本でも次々と名作が上演され、多くのファンを生み出したのみならず、多くの作家・演出家・俳優に影響を与えてきました。
そして、息子のマイケル・クーニーも父親同様、喜劇の名手として、「Cash on Delivery」「Snow Man」など傑作を生み出しました。
 
このたび、親子初の共作、「トムとディックとハリー」をパルコ・プロデュースとして、宇宙Sixの江田剛、山本亮太、原嘉孝が3兄弟役で出演、中屋敷法仁のスピード感ある演出で上演決定!
抱腹絶倒の舞台をご期待ください!!

 あらすじ

ある朝。ロンドンに住むトム(江田)は妻と共にソワソワ、興奮と緊張の様子。それもそのはず、念願の養子を迎えるための最終関門、自宅での面接を行う適性審査員が間もなく我が家にやって来るのだ!
 とそこに、トムの弟ディック(山本)が外出から帰ってくる。ディックはトムに借りていた車(バン)でフランスから帰国したところで、おみやげに大量のタバコと数箱のブランデーを持ち帰ったとのこと。これが法に触れるとは知らないディックは、売却すれば少しでも養子を迎える足しにできるだろう、とあくまで兄への協力のつもりらしい。余計なごたごたを避けたいトムは、とにかく荷物を全部二階の自分の部屋へ運び込め、とディックに言う。
 そこへ末の弟ハリー(原)が訪ねてくる。彼も長兄の養子縁組に協力をしたくて、前々からトムが『持ち家だったら適性の面でプラスになるのに』とこぼしていたことに解答を持ってきた、と宣言する。近所で破格値の不動産情報を見つけて、その理由が庭から殺人事件の死体が見つかったからだと知り、トムの家の庭からも死体が見つかれば大家さんが安く売ってくれるはずだ、という算段。ハリーは病院の雑役夫なので、解剖した後の死体が簡単に持ち出せる、と自信たっぷり。慌ててトムはハリーを追い返そうとするが、
「じゃあ死体はどうする? もう庭に運んであるけど?」。
次から次へと巻き起こる騒動にトムは悪戦苦闘するが、事態はどんどん泥沼化していき…。
 
 人のいい長兄トムと愛すべきならず者の次兄ディック、そして天才だが愚鈍なところのある末弟。次から次に巻き起こる騒動に、抱腹絶倒、爆笑の渦!

登場人物

トム(長兄)・・・・江田剛(宇宙Six/ジャニーズJr.)
ディック(次兄)・・・・山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)
ハリー(末弟)・・・・原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)
リンダ(トムの妻)・・・・能條愛未
アンドレアス(コソボの難民)・・・・市川しんぺー
ダウンズ巡査(普通の警察官)・・・・福本伸一
ミセス・ポッター(養子斡旋所所長)・・・・坂口理恵
ボリス(マフィア)・・・・筒井俊作
カテリーナ(コソボの難民、アンドレアスの孫)・・・・原田樹里 

 概要・あらすじ・登場人物は公式サイトより引用

stage.parco.jp

 

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 ①どこにでもある家族のある一日が舞台

上流階級、戦争、病気、殺人など物騒な世界は一切なし。かろうじて死体が出てくるけど死体にすら優しいから大丈夫。マフィアも出てくるけど怖い感じはないのでご安心を。仲良しの三兄弟がワチャワチャしてるお話しです。オタクこうゆうのきっと好きなはず。しっかり者の長男は弟に振り回されながらも守ろうとし、次男はお調子者のバランサー、三男は愚鈍でかわいい。ハッキリと言葉にはしないものの、みんなお互いが大好き感が滲み出ちゃってる。見た後に自分の家族や兄弟をなんとなく思い出しちゃう。久々に連絡しようかな、なんて思えるハートフルな作品です。

②良い人しか出てこない

登場人物は全部で9人。全員キャラクターが超濃いから一目で覚えられます。「登場人物が多くて知らない人ばかりだし誰が誰だか最後にやっと見分けがついた」みたいな舞台がたまにあるけど、この舞台にその心配は一切ありません。とにかく全員個性的。それぞれが自分なりの事情や思いを抱えてて、その方向性が絡まって事態が混乱していくんだけど、それが悪気から来てるわけじゃないからつい「がんばれ」「何とかなってほしい」と手に汗を握る展開になってます。ムカムカが全然ない時間を過ごせるの嬉しいよね。

③江田くんのありえないほどのセリフ量

約2時間の舞台の中で初めから終わりまで江田くんがずーっとしゃべってます。どんだけの脳みそあったらこんなに覚えられるの?!ってくらいのセリフ量。感情の変化も激しく、動きもあるので江田くんが早々に汗びっしょりになります。他の人が話している時に一瞬だけ出来る間で江田くんがハンカチで汗をぬぐうのですが、その姿がとてもエロ……おっと話がそれました。これまでレイ・クーニー、マイケル・クーニーの舞台作品は数本見ていますが、それらの作品の中でも一番セリフが多いのでは?と思うほど。東京公演を4回見ましたがほとんどセリフや間を間違えなかった江田トムの集中力が素晴らしかったです。

トムは終始焦ってる役なので万が一間違ってしまった時もリカバリが効きやすく、さらに脇の役者さん達がベテランだから回収してくれるだろうという安心感もすごい。宇宙Sixメンバーもジャニーズ界ではプロレベルの回収力ですしね。

④ハリー原がかわいい

ちょっと!ハリーうちにきませんか?!

末っ子のハリーはちょっとおバカちゃんだけど、お兄ちゃんの役に立ちたい!という気持ちが全面に溢れてるとっても良い子。喜んだり、すねたり、得意げになったりと気持ちがコロコロ変化しているのが手に取るように分かってなんとも可愛い。うちの子になってほしい!猫可愛がりしたい!これはひとえに原くんの演技力によるもので、歩き方、手の動き、口の動き、目線、声のトーンなどシーンに合わせてとても細やかに表現しているからだと思います。ハリーの定点カメラほしい。やることなすこと可愛くて、舞台を見た後はみんな原ハリーのモンペになっちゃう。

⑤山本亮太のバランサー力

今回の山本亮太は珍しく(?)暗い過去を背負っておらず、いつもの核弾頭は身を潜めて終始長男と三男、そしてとりまく人々のバランサーとなって奔走します。人の心の機微に敏感で、相手の顔色を見て動くディック山本の姿が新鮮です。いつもはその行動力や発言の奇抜さもあり目立つ立ち位置に置かれがちな山本くんですが、今回はあえて一歩下がったポジションにいるからこそ、彼の持つ繊細さがより際立ちまた違う魅力を見ることができます。

⑥脇役がチャーミング

天使のような透明感を持つ能條愛未さんはハリー江田の鬼嫁だし(かわいい)、他のキャストのみなさんもとにかく一癖ある。そこが人間らしくていい。怒ったり泣いたり感情をむき出しにしながら幸せを求める姿につい愛着がわいてしまいます。市川しんぺーさんは回を増すごとにどこまで突っ走るのか楽しみでした。福本巡査は職務に忠実だけど言外に含まれる人情味にホッとする。原田カテリーナさんの顔芸に隠れた家族への愛にうるっとし、筒井さんは登場とともに全てを持っていく(笑)。そして大好きなミセス・ポッター。ほんといつも面白くて何か仕掛けてくれるんじゃないかとワクワクしていました。

ただのドタバタ劇ではなくヒューマンドラマとしての深みがあるのは、間違いなく脇役の魅力のおかげだと思います。

 

⑦ハッピーエンドで終われる

これだけはネタバレさせて!最後はハッピーエンドで終わります。どんなハッピーエンドかは見てのお楽しみ。最後の最後の本当に最後まで結末がわからないようになっているから、結末を見て驚いてうんうん、そっかあ、よかったねえ、となって幕が下りる。そして幸せな余韻に浸る。これがこの舞台をオススメする一番の理由です。

舞台期間中もそうでしたが、配信後の観客が戻るのはきっと不安なニュースがあふれ、マスクをして黙って歩いてる人ばかりの生活の中。しょうがないって分かっているけど、でも舞台を見ている間くらいは現実を忘れて楽しいこと、面白いことに浸りたい。

書ききれなかったけど、すっごい笑えます。特に中盤~終盤にかけてはもうずっとニヤニヤしてしまう。劇場ではそこまで大声で笑えなかったけど、配信だったらマスクなしでどれだけ大声で笑っても大丈夫!「はあ~笑った!楽しかった!」で終われる事を保証します。

配信情報

ということで配信の案内をさせてください!みんな大好きアーカイブ配信もあるよ!上演時間は約2時間です。

 

<販売期間>
2020年8月10日(月・祝)10:00~8月16日(日)15:00まで
※予定枚数に達し次第販売終了。
※ご購入タイミング、視聴開始タイミングに関わらず、8月16日(月)17:59以降は映像の再生はいただけません。

<配信期間>
8月14日(金)開場18:30 開演19:00
アーカイブ(見逃し)配信:8月16日(日)17:59まで
※開演時間までに余裕をもってアクセスいただくことをおすすめいたします。
※配信映像は2020年7月15日(水)に収録したものになります。
※アーカイブ配信期間中は何度でも視聴可能です。
※配信時間は変更になる可能性があります。
※PC、タブレット、スマートフォンでご鑑賞いただけます。

<視聴チケット>
4,400円(税込)
※別途手数料が発生します。
※お申し込みは、お一人様1端末につき1枚とさせていただきます。

 

詳細はこちらの公式ページでご確認ください。

 

舞台となっているロンドンの生活背景や、1990年代当時の世界情勢、演出の中屋敷さんが込めた思いなど深堀の要素がたくさんある作品。オタク的萌え要素も随所に散らばっていて書きたいことが山積みのトムとディックとハリーですが、今回は見たことが無い人向けに紹介メインのブログにしました。

配信を見たあとにあれってどうゆうこと?ここってなんで?と気になった方はぜひパンフレットの購入をおすすめします。文章ボリュームがかなりあって制作陣の気合と想いの一端を知ることができます。

また、用語の説明をしてくれているありがたいブログもあるのでここで紹介させてもらいます。

rippleshyt.hatenablog.com

 

お盆も夏休みも現場が無くて悲しい人も、現場や配信で忙しい人も。この舞台を見て沢山笑って心のデトックスをしちゃいましょう!